セミナー業界で活動を始めて16年になるんだけど、ここ数年、これまでのやりかたが通用しなくなってきたんだよね。
特に、セミナー集客。
それまで常識とされていた集客のやり方は、通用しなくなってきていて、新しい集客方法を見つけられないひとは苦戦を強いられているな、って感じ。
ここでマーケティングの話すを少しすると、マーケティングには大きく2種類ある。
生存を前提としたマーケティングと存在を前提にしたマーケティング。
この2種類。
マーケティングの手法が違うとか、使うツールが違うとか、そういうことじゃなくて、そもそもの前提が大きく違う。
で、以前は、生存のマーケティングが主流だった。
それがもう通用しなくなってきたんだよね。
生存のマーケティングというのは、生き残りをかけたマーケティング。
つまり、戦いのマーケティングね。
市場のシェアを獲得するために、競合他社に勝つことを考え、独自の武器を作り、顧客獲得をしていく。
囲い込みをし、独占していく。
勝負に勝ち続け、業界で生き残っていく。
そんな生き残りを前提にした戦いをするのが生存のマーケティング。
独自の強み、武器を作って、何とか商品サービスを購入してもらおうとする。
購入してもらうために感情を煽ったり、時には脅しをかけたり、宣伝に嘘や誤魔化しがあったり。
そんなやり方には、購入者は辟易しちゃってるんだよね。
これは、セミナービジネスも同じ。
だから、このやり方では反応がなかなか取れなくなってきた。
一方の存在のマーケティングは、在り方を示すマーケティング。
自分や会社、商品サービスのビジョンや在り方を示し、そこに共感が生まれ、ファンが増え、商品が売れていく。
自然と紹介、口コミも起き、拡がっていく。
勝負をすることなく、同業他社と共同してビジョン実現にむけて動く。
敵が存在しないので武器を作る必要がなく、だけど人が集まり、商品が売れていく。
それが存在のマーケティングで、数年前からこちらの方が反応が得られるようになってきたんだ。
生存から存在へ。
セミナービジネスだけでなく、あらゆるビジネスでこのシフトが起きているんだよね。
というのも、世界的なエネルギーの質が男性エネルギーから女性エネルギーへとシフトしているからなんだ。
地球にはバイオリズムがあって、エネルギーのシフトが周期的に起こるんだけど、今はそのシフトが起きているタイミングに来てて、それが人々の反応に顕著に出てる。
もうね、
勝負に勝って自分だけが嬉しい
って独占じゃないのよ。
みんなで一緒に楽しく幸せに
という共感と共有、共創なんだよね。
だから、マーケティングの前提が、
みんなで一緒に楽しく幸せに
になっていないと、どんどん反応が取れなくなっていく。
どれだけ自分を表現できるか
自分の楽しいことをどれだけ共有できるか
そんな自分の在り方を前提としたマーケティングがこれからの常識。
というか、もうすでに常識になりつつあるけどね。
存在のマーケティングをしていくと、集客もだいぶ楽になる。
というのも、ひとりで頑張って集客するなんてことが必要なくなるからね。
組織作りの前提も変わってくるし、さらに言うと、経営そのものも大きく変わっていく。
もちろん良い方向にね。
生存から存在へ。
セミナービジネスをこれからも続けたいのであれば、ここを意識するようにしてね。