セミナーに人が集まらない。
セミナー講師として起業する人の大半がまず最初にぶつかる壁は、セミナー集客の壁。
僕も、そうだった。
起業したての頃は、友人たちが応援の意味も込めて参加してくれた。
だけど、半年もたたないうちに、誰も参加しなくなった。
セミナーをビジネスとして起業するのであれば、これまでのコミュニティの外側の人にアプローチしていかなければならないんだけど、それが全くできなかったんだよね。
これなら参加してもらえるだろう。
そんな淡い期待を抱いて企画したセミナーは、ことごとく集客に失敗。
価格を落としたら、参加するんじゃないか?
と思って、無料セミナーもやってみたけど、それもダメ。
そう、例え無料でも売れないセミナーは、全く売れないんだ。
そんな状態からセミナー集客について学び、今では必ずセミナーに人を集めることができるようになった。
セミナーに人が集まらない。
過去の僕は、そんな悩みを抱えていたし、今では同じ悩みを持つ人の相談を受けるんだけど、セミナーに人が集まらない原因って凄くシンプルなんだよね。
クッソつまんなさそう。
簡単に言うと、これが原因。
セールスレターの書き方がどうとか、特典がどうとか、そんなこと関係なくて、そもそものセミナーの企画自体が、クソつまんないから人が集まらない。
ハッキリ言って、面白そうなセミナーには人が集まるんだよね。
それがどんなに遠くても、高くても参加するんだ。
僕は、セミナーを受講しに海外まで行ったもんね。
参加費よりも交通費のほうが高い。
だけど、参加しちゃう。
なぜなら、楽しそうだから。
以前、お金とセールスの心理ブロックを取り除くセミナー合宿を、都内のパワースポットにある宿坊で開催したことがある。
新宿駅から電車を乗り継ぎ、ケーブルカーに乗って、山の上にある宿坊まで3時間。
そんな交通が不便な場所でも人が集まる。
2泊3日で5万円だったかな。
それでも、告知5分くらいで申し込みがあった。
そうなんだよね。
企画が面白ければ、どこにでも行くし、いくらでも出すんだよね。
セミナーに人を集めるって、本当は凄く簡単。
参加者の求めていることを提供したら、人は集まる。
なので、参加者が誰なのか? に答えを出し、その人たちの悩みや願望などをリサーチし、それらを叶えるセミナーをすれば、セミナー集客なんか楽勝なんだよね。
セミナー集客ができない人、過去の僕なんかは、こうしたことをやらずに、
たぶんこれなら集まるだろう
という仮説で企画したりとか、求められていることではなく自分がやりたいセミナーを企画してた。
要するにさ、セミナーに参加する人のことなんか、これっぽっちも考えてなかったってわけ。
だから、誰の何にも刺さらないクッソつまらないセミナーの企画しか立てられなかった。
痛々しいことに、当時の僕は、自分では面白いって思ってたんだよね。
だけど、本当にそれは独りよがりだということを、集客数ゼロが証明していたんだ。
セミナー集客がうまくいかない原因は、そもそも参加者を理解していないため、セミナーの企画自体が的外れということ。
では解決策は何かというと、参加者を理解し、参加者に求められる企画を生み出すこと。
セミナーは、参加者の理想と現実のギャップを埋める体験の場。
なので、この定義に照らし合わせて、
参加者は誰か?
参加者の理想の状態は何か?
参加者は現在、何に困っているのか?
参加者の理想と現実のギャップをどうやって埋めるか?
どのようにギャップを埋める体験をしてもらうか?
などを一つ一つ明確にしていくと、セミナー集客はグンと簡単になる。
セミナーは、体験の場だからね。
体験をどこでしてもらうか等を考えると、他にはない面白い企画を立てることができて、人が集まってくる。
参加者を理解して、面白いセミナーを企画してみてね。