セミナー集客が苦手なら集客しなきゃいいじゃん

「集客がうまくできません……」
「告知してるのに人が集まりません……」

そんな相談をよく受けるのだけど、僕もセミナー講師として起業したときに一番最初にぶつかったのが

集客の壁

だったな。

最初の内は良かったのよ、知り合いの人がきてくれたから。

でもすぐにリストが枯れ、無料にしても人が集まらなくなるというね。

予約した会場のキャンセルばっかりして施設の人に怒られたりしたし、キャンセルできなくて会場でひとりポツンと時間を過ごしたこともあったなぁ。

当然ながら赤字。

ビジネスとして成立しないよね。

本当にセミナー集客ができなくて困った。

 

でも、その頃から10年以上たった今では、セミナーに人が集まらないなんてことは一切ないね。

「数時間後にWebセミナーやります!」

って告知しても、最低でも1人は参加する。

セミナーに人が集まらなくて悩みまくっていたころが本当に懐かしい。

今だから言えるけど、

集客ってそんなに難しくない。

コツさえつかめば、本当に簡単。

もちろん100名、200名を集めようとすると、すごく大変になるけど、5名、10名規模のセミナー集客って、それほど難しくない。

だけど、10年前の僕には難しかったのよ。

なんで、難しかったのか?

っていうとね、集客に絶対的に必要なことをしていなかったから。

それは、何かって言うと、

材料集め

集客に必要な材料を集めるということをしていなかったんだ。

 

例えばね、凄く美味しいカレーライスのレシピを手に入れたとしよう。

そのカレーライスを作ろうと思ったら、何から始める?

必要な材料、器具を集めるところからスタートするよね。

じゃないと、美味しいカレーは作れない。

これって凄く当たり前のこと。

集客って、これと同じ。

集客をするためには、必要な材料があるので集めなきゃならないのよ。

でもね、集客のセミナーで教えてくれるのって、レシピの方だったりする。

もちろん材料についても触れるんだけど、どの材料を集める釜では、教えてくれなかったり。

教えてくれたとしても、受講者側がそれを軽視して、レシピの方にばかり意識しちゃったりね。

まぁ、とにかく材料がきちんとそろってこそ、集客ができるというわけ。

ニンジンしか持っていないのにカレーライスができるわけないじゃんって話よ。

僕が集客ができるようになったのは、材料をしっかりと集めるようにしたからなんだ。

 

じゃあ、集客の材料って何なのっていうと、

セミナーとは、参加者の理想と現実のギャップを埋める体験の場である

という定義の中にヒントが隠されてる。

セミナー集客はセミナーの定義を知れば改善される
セミナー講師として起業するために、押さえるべきは、セミナーの定義。そもそもセミナーが何かを知ることで、集客もセールスも楽にできる。

これらの言葉一つ一つを明確にしていくと、材料が揃うんだよね。

・参加者は誰か?
・参加者の理想はどのような状態か?
・参加者の現在はどのような状態か?
・参加者の理想と現実にどのようなギャップがあるか?
・参加者の理想と現実のギャップをどのように埋めるのか?
・セミナーではどのような『ギャップを埋める体験』ができるのか?
・『ギャップを埋める体験』に最適な環境とは何か?

すると、集客の材料が揃うし、あとは少し文章にすれば、告知文章になるってわけ。

材料が揃うと、セールスライティングもできちゃうし、なんだったらセールスもできちゃう。

僕は、これをしてこなかった。

自分のやりたいセミナーを参加者のことも考えずに企画し、集客してたんだよね。

つまりは、自分のエゴ満載のセミナーになっちゃってて、まぁそんなの人が集まる湧きゃないよね。

なので、セミナーにしっかりと人を集めたいのであれば、材料を集めるのは絶対に必要ということ。

 

でね、ここからが話の本番。(前振りがなげぇ)

セミナー集客するために材料を集めることは必須。

なんだけど、こうしたことが凄く苦手な人っているよね。

感覚タイプの人は、言語化をするのが凄く苦手だったりする。

そうするとさ、取り組むのが苦しくて嫌になるじゃん。

やめたくなるじゃん。

で、やめちゃうじゃん。

セミナーに人が集まらないじゃん。

で、やっぱり言語化しなきゃ~、とかいって、ちょっと気合入れて頑張るじゃん。

それでもやっぱり苦しくて、やめちゃうじゃん。

で、集客できないじゃん。

そんなデススパイラル。

これじゃぁ、いつになっても状況は変わらないよね。

もちろん自分自身が主体となって行動していかなければならない。

でもね、自分ひとりの力で頑張るのはやめた方が良いかな。

ひとりで頑張りたい人は頑張れば良いけど、ひとりで頑張るのが苦しいことは誰かに力を貸してもらったらいいんだよね。

 

過去の僕もそうだったけど、

ひとまずひとりで頑張る

って意識でビジネスをつくってた。

自分で企画して、集客して、セールスして。

ブログもメルマガも自分で書いて、会場の手配も自分でやって。

全部自分でやる。

それが当たり前だった。

でもね、みんなでやっても良いんだよね。

集客が苦手なら集客が得意な人に手伝ってもらったらいいし、言語化が苦手なら言語化が得意な人に手伝ってもらったらいい。

集客が苦手なら、自分は集客をしなくても良いんだ。

集客が好きっていう人
良いものを紹介するのが好きない人

こうした人たちは沢山いるからね。

こうした人たちとチームを組んで、セミナーを運営していく。

そうするとね、自分の好きなこと、得意なことに集中できるわけよ。

好きなことやってるからさ、インスピレーションが湧きまくりで、どんどん質が高まっていく。

チームメンバーそれぞれが好きなことをやっているから、セミナー全体の質がどんどん上がっていく。

するとね、勝手に人が集まってくるんだよね。

 

これまで、小規模のセミナーは、自分ひとりで全部やらなきゃいけないと思ってたかもしれない。

コンセプト設計から集客から、セールスまで全部自分でやらなきゃいけないと思ってたかもしれない。

だけどね、セミナーをみんなで創ってもいいんだ。

規模は関係ない。

やりたくないことは、それが好きな人に任せちゃって良いんだ。

ひとりで頑張って、ひとりで悩んで、ひとりで苦しまなくていい。

酸いも甘いもみんなで共有したらいい。

集客したくないならしなくたっていいんだぜ!

 

セミナーをみんなでつくる。

そこを意識したら、セミナー作りはもっと面白くなってくるよ。

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