富裕層のわがままにつき合って心を疲弊させる必要はどこにもない
富裕層といっても人間ですから、人間として素晴らしいと感じる人もいれば、そうでない人もいます。
- 他人の意見を柔軟に受け入れ学ぶ姿勢がある
- 地位や力を誇示せず、どこまでも謙虚
- 年収や仕事に関係なく人として付きあえる
- 全てのことに敬意を示し感謝できる
- 交わした約束は必ず守る
- 愛をもってクレームをいう
等といった神のような富裕層がいる一方で、
- 自分の価値観を押し付ける
- お金で何でも解決しようとする
- お金をちらつかせ自分に言いなりにさせようとする
- 言いなりにならないと怒り、悪い噂を立てる
- 目上に人には媚を売り、目下には横柄な態度をとる
- 交わした約束を当たり前のように破る
- 怒り一杯でクレームをいう
等といったモンスターのような富裕層も実際にいるわけです。
神富裕層とモンスター富裕層、付き合いたいのはどっち?
セミナービジネスで自分を幸せにしたいのであれば、まずは理想のお客様を明確にすることが必要です。
誰がお客様だったら自分のビジネスは幸せなのか?
を考えていくのですが、お客様の要素として性格も含まれます。
富裕層を相手にセミナービジネスをすれば、高単価のセミナーも売れやすくなります。が、性格がモンスター富裕層ばかりがお客様だったらどうでしょう?
確かにお金は入ってくるかもしれないけど、本当にそのビジネスは自分を幸せにすると言えるでしょうかね?
富裕層セミナービジネスをするのであれば、どのような富裕層をお客様にしたいのか、ファイナンス面以外の部分もシッカリと明確にすることが大切ですね。

お客様よりも先に自分を幸せにするビジネスを作ろう
起業をする時に大切なことは、まずは自分を幸せにするビジネスを作ることです。 お客様の幸せは後回しで構いません。 それよりも、自分の事をまず幸せにする。 この意識でビジネスを構築し起業すると、そのビジネスは長く続けることが […]
モンスター富裕層に「NO!」を突きつける勇気
神富裕層を理想のお客様に設定したとしても、モンスター富裕層が参加者から排除されるわけではありません。
セミナー参加者の2割は神富裕層以外の人であり、その中にはモンスター富裕層がいるわけですね。
実際は、モンスター富裕層が参加すること自体は問題ではありません。
問題は、モンスター富裕層のわがままな振る舞いによって、セミナーの進行が妨げられたり、スタッフが家来のように扱われたり、他の参加者が不愉快に感じたり、場が荒れてしまうこと。
このような事態が起きたときに必要なことは、彼らに「NO!」を突きつけ、ピシャリと事態を収束させることです。
セミナーで最も重要な価値観は、セーフティ。
参加者にとって、スタッフにとって、講師にとってのセーフティは、完全に守られる必要があり、もしそれを脅かされるような事態が起こるのであれば、速やかに対処しなければなりません。
相手がどんなにお金を持っていて、どんなに著名で権力がある相手でも、そんなことは関係ありません。
既に100万円以上のお金を頂いていたとしても、関係ありません。
お金とセーフティを天秤にかけることなく、「NO!」とハッキリ言う勇気を持ち、行動で示すこと。
自分のセミナーにプライドを持ち、態度で示す、富裕層セミナービジネスでは特に必要に必要だと僕は感じています。
モンスター富裕層は敵ではない
ここで誤解を解いておきたいのですが、モンスター富裕層が憎むべき敵では決してない、ということです。
内容を分かりやすくするため、比較として、神富裕層とモンスター富裕層という表現を使用しているだけで、その性質に善悪はありませんからね。
人の性質に、神もモンスターもありません。
ですから、相手にするとストレスが溜まり、心が疲弊するからといって、モンスター富裕層を憎むべき敵として扱い、怒りによって排除する必要もありません。
セミナーのセーフティの維持も、そのような性質を持つ人、そして起こした行為を敬意と愛情をもって、「NO!」を突きつけることが大切だと僕は考えます。
モンスター富裕層が悪の存在だからやめよう、とか、困ったやつだ、ということではなく、
どのような性質の人をお客様にするのか?
トラブルが起きた時、どのような対応をするのか?
全ては主催者としての自分自身の選択の問題。
相手の性質がどうこうの問題ではありませんからね。
どの様な性質を持っているとしても、それは憎むべき怒りの対象ではなく、愛すべき対象だということをお伝えしておきます。
まとめ
ビジネスをするのであれば、自分が幸せになるビジネスを作ることです。
富裕層だけに限らず、お客様のわがままにつき合っているとストレスが溜まり、心が疲弊していきますからね。
そのためにも、ストレスを溜めない、心を疲弊させないように、自分自身で考え、実行すること。
自分の付きあいたいお客様は自分で選び、相手が誰であれ言うべき時にはハッキリと「NO!」ということ。
お金になるからと言って、富裕層のフォロワーとなり心を疲弊させていく、お金と自分の心を天秤にするビジネスは、リーダーのすることではありませんからね。
自分の意思で態度で、プライドをもってセミナービジネスをする。
富裕層セミナービジネスをする上で忘れてはいけない大切な心構えだと感じています。
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