講師一人のパワーでセミナーを作っても結果はたかが知れている

セミナーは、講師一人で作ろうとすると非常に苦しくなります。

かつての僕もそうでしたが、

何とか頑張ってセミナーを成立させよう

せめて頂いた参加費分は元を取ってもらおう

満足して帰ってもらおう

等といったことを講師のパワーだけでやろうとしますが、講師の自分1人のパワーだけで頑張っても、そこから生み出されるものはたかが知れてるんですね。

 

セミナーというのは、講師だけでは成立しません。

参加者だけでもダメで、スタッフだけでも成立しません。

講師、参加者、スタッフがいて、もっと言うと施設の方とか色々な人が関わってセミナーは成立します。

彼らは全員、1つのセミナーを作り上げる仲間ですから、そもそも講師一人が頑張る必要が全くないんですね。

 

講師一人でセミナーを成立させるというのは、高校野球で言えばピッチャー1人の力で甲子園で優勝を目指すといっているようなもの。

もしピッチャーが

「俺のピッチングだけで甲子園で優勝するぜ!」

と口にしているようであれば、それは非常に傲慢な態度と言わざるを得ません。

そんなに甘くはないですし、全員の力を出し切って掴む優勝だからこそ大きな感動と喜びがあるのではないかと、僕は感じます。

 

講師一人で頑張るのではなく、参加者やスタッフの力も借りて、セミナーを作っていくと、セミナー開始前に想像していた結果よりも遥かに素晴らしい結果になります。

それこそ、非常に高いエネルギーに会場全体が作られ、涙を流す人もいる感動セミナーにもなるわけです。

講師一人で感動セミナーが作れるわけではなく、会場全体で作ったからこその感動セミナー。

想像をはるかに超えたセミナーが出来上がります。

 

会場全体でセミナーを作るというのは、参加者やスタッフを信じるということだと僕は感じてます。

信じて頼る。

これができるようになると、会場全体でセミナーを作れるようになっていきます。

 

例えばです。

今から約11年前、僕はセミナー講師として駆け出しでした。

その頃の僕は、講師は参加者の質問はなんでも答えられなきゃいけない、とそう思っていたので、実績も少なく知識も理解も乏しかった僕は、

僕が答えられなかった質問が来たらどうしよう。。。

と非常に不安を感じ、参加者が質問をしてこないかどうか毎回不安で、場合によっては質問を受け付けないなんてこともしていました。

 

そんな状態だったのですが、ある時、先輩講師から、

「もっと参加者に頼ると良いよ。あなたが答えを持っていなくても、参加者が持っている時もあるからね」

というアドバイスに衝撃を覚えました。

何でも講師の自分が解決しなければいけないと思っていた僕は、参加者に解決してもらう発想は全くなかったのです。

 

そこで、早速、次のセミナーから参加者やスタッフに頼ることにしました。

質問を受け付け、1人の参加者Aさんが手を挙げます。

しかも、僕が上手く回答できない質問。

そこで僕はやったことは会場の参加者に対して、

「この中でAさんの質問に答えられる人はいますか?是非、皆さんがAさんをサポートしてあげてください」

すると、別の参加者Bさんが手を挙げ、Aさんの質問に見事にこたえてくれました。

「Bさん、ありがとうございます!Aさん、ということですが解決しましたか?」

と僕。

Aさんは「はい!解決しました!」と満足して、その質問は終了しました。

 

まるで質問の答えを僕が持っているかのように振る舞っていますが、もちろん持っていません(笑)

持っていなくても、Bさんの協力によってAさんの質問に答えることができ、AさんだけでなくBさんも非常に満足してくれる結果となり、頼ることでセミナーが成立するだけでなく、想像を超える結果になることを実感しました。

それからというもの、僕は自分一人で頑張ってセミナーを作ることをやめ、参加者やスタッフを頼り、それぞれに活躍の場を設け、全員でセミナーを作るように。

その結果、参加者の満足度は変わり、紹介も増え、バックエンド商品も売れるようになっていきましたね。

 

セミナーを一人で頑張って作っていくには限界があります。不安やストレスを感じるときも少なくありません。

セミナーは参加者やスタッフ、関係者を信じ頼り、会場全体で作り上げていくと、想像をはるかに超えた素晴らしい結果をもたらしてくれます。

ストレスではなく、喜びを感じます。

せっかくセミナーを作るのだったら、みんなの力を借りて、関わった人全員が喜ぶセミナーを作っていきたいですね。

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