問題解決すればセミナー参加者の満足度が高まるというのは幻想に過ぎない

問題解決をすればセミナー参加者の満足度が高まると思っている人が多いけど、実は問題解決における満足度は全体の2割ほどしかない。

 

フロントセミナーでバックエンド商品が売れない原因の1つはここにあって、問題を解決すれば満足度が高まり、バックエンド商品が売れる、というのは幻想にすぎない。

どんなに頑張って参加者の問題を解決しても満足度は2割程度しか高まらない。

にも拘わらず、参加者の問題はどんどんと解決されていく。

そうなると、参加者からしたらわざわざ高いお金を払って、問題解決のためにバックエンド商品を購入する必要がなくなるわけ。

問題解決の情報を提供すればするほど、自分の首を絞めることになるんだよね。

 

科学技術の進歩が著しい現在、世界中から問題解決に関する有益な情報が無料で手に入る。しかも、翻訳までしてくれる。

セミナー参加者はその状態に慣れているし、そもそも、セミナーで提供される情報の質が良いのは当たり前の話。

情報の質が良くて当たり前なのに、問題解決の情報の質だけで満足度を高めようというのは、なかなかのイバラの道だね。

 

参加者満足度の8割を占めるものは何だろうか?

僕はセミナーで参加者満足度の話をする時、次のようなワークをする。もし良かったら、一緒に考えてみて。

質問1:あなたがこれまで参加したセミナーを振り返ると、どのような点に満足をしましたか?

質問2:あなたがこれまで参加したセミナーを振り返ると、どのような点に不満を感じましたか?

すると次のような答えが返ってくる。

 

セミナーで満足した点

話が分かりやすかった
講師に実績がある
声が聞き取りやすかった
ワークが多かった
実践的な内容
知りたいことが学べた
気づきがあった
講師に清潔感があった
レジュメがあった
会場が駅から近かった
話に共感できた
トイレがきれい
事例が多かった
講師に自信があった
退屈せず楽しかった
スタッフの対応がよかった
スタッフがイケメンだった、可愛かった
参加者同士の交流がもてた
懇親会があった
感動した
やるべきことが分かった
決断ができた
思い込みが外れた
食事が付いていた
会場が広かった
会場が静かでセミナーに集中できた
参加者の質が良かった など

セミナーで不満を感じた点

話がつまらなくて眠くなった
講師の自慢が多かった
話の脱線が多すぎる
声が小さかった
スライドが見えなかった
講師が自信がなさそうで頼りなかった
抽象的な話ばかり
講師に清潔感がなかった
会場が遠かった
会場が分かりにくく道に迷った
スタッフの対応が事務的
ワークが少なかった
退屈だった
参加者同士の交流がなかった
懇親会がなかった
会場の周りがうるさくてセミナーに集中できなかった
参加者の質が悪かった
会場の雰囲気が悪かった
肝心な所が分からなかった
会場の室温が寒すぎる など

 

以上の回答を見比べて、気づいたことは何だろう?

この回答が示しているのは、問題解決に関する参加者満足度が2割であること。

そして、8割はホスピタリティにあるということ。

ハッキリ言って、スタッフがどんなにイケメンだろうが、どんなに可愛かろうが、参加者の問題解決に直接は関係がない。

しかし、満足度は高まるんだよね。

会場が駅から近いのもそう。駅から近くても問題解決はしないが、満足度は高まる。

参加者満足度の8割はホスピタリティなんだ。

 

セミナーというと教育という側面が表立っているので、問題解決が参加者満足度のカギだと勘違いしている人も少なくない。

でも、本当に必要なのはホスピタリティ。

教育の側面があってもセミナービジネスはあくまでビジネスであり、参加者はお客様だからね。

お客様へのおもてなし、ホスピタリティは当たり前の状態にして経営していきたいものだね。

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