人前で話すことが楽しくなる!プレゼンテーションを短期間でスキルアップさせる6つのレッスン

僕が生まれて初めてセミナーをした時の最たる不安は、人が集まらないことでも、参加費分のコンテンツを提供できるかでもなく、人前に立って話すことそのものでした。

それまで、人前で立って何かをするなんてほとんど経験がなかったし、ましてやお金をいただいて何かを教えるなんて未知の世界。

講師デビューの時はまだ、ハウスクリーニングや内装の仕事をしていたからプレゼンなんて無縁の世界にいたし、バンドをやっていたの人前には一応立ってはいたけれど、ビジュアル系だったのでメイクで素顔が分からないから、それはもう別人格なんですよね。

素顔のままで人前に立つなんて怖くて怖くて、高校生の時の合唱祭ではクラスみんなで舞台に上がるんだけど、大勢の中の一人なのに膝の震えが全く止まらなかったような状態。。。

 

そんな僕ですから、人前に一人で立つなんて恐怖でしかありませんでしたよ。

人前に立つことが恐怖でしかない状態なのに、セミナー講師になるって決めちゃったもんだから、もう克服する以外の選択肢がなかったので、泣きそうになりながらトレーニングしたのを覚えてます。

 

しかし、今では人前で話すことに不安はあまりなく、過度の緊張によって膝がガクガク震えることもなく、非常に心地よく人前で話すことができるようになりました。

それどころか、プレゼンテーションを人にレッスンするまでになったのですから、人はどう変わるか分からないものです。

今回は、僕がどのように人前に立つ不安を解消したのか、プレゼンテーションを磨いてきたのか、について書こうと思います。

 

人前で話す不安に悩むエグゼクティブ

セミナー講師を育成する仕事をしていると、本当は人前で話したくないのに話さざるを得ない人に出会います。

経営者やエリアマネージャーなど人を束ねるポジションにある方が多いですかね。

彼らの話を聞くと、人前に立って話す不安が大きくて、

「出来ることなら人に代わってもらいたいけど、代わりがいないから自分が前に立って話すしかない」

という状況みたいです。

 

やりたくないことをやらなければいけない、相当なストレスですよね。

そんなストレスを抱いたままプレゼンをしても、相手には響きませんし、人によっては、経営に支障が出る人もいるくらいです。

なので、なんとか人前で話す不安を取り除き、少しでも話すことが楽しくしたいもの。

 

実は、人前で話す不安というのは、ほんの数時間で取り除けるんですよね。

1日あれば、プレゼンテーションのスキルを圧倒的にレベルアップさせ、人前で話すことが楽しくなります。

 

プレゼン力を磨きたいならシナリオ作りは最後にする

プレゼンテーションをスキルアップさせたいのであれば、シナリオ作りは最後にすることです。

ハッキリ言って、どんなに素晴らしいシナリオを作っても、下手くそは下手くそのままです。

 

これは、演劇やドラマを見ると分かりますが、どんなに優れたシナリオ(台本)が用意されていたとしても、それを演じる役者の演技力が乏しければ、演劇全体の質は高くはなりません。

裏を返せば、役者の演技力が高ければ、台本の魅力を100%以上に引き出すことができるということですね。

これは、音楽家も同様で、演奏力が高ければ、「カエルの歌」のような幼稚園児が歌うような簡単な曲でも、人を感動させる演奏ができるわけで、決してクラシックの楽譜が必要なわけではありません。

 

結局は、プレゼンテーションをスキルアップさせたいのであれば、演技力や演奏力といった基礎能力を高めることが必要であり、シナリオを作ることは最後で十分ですね。

では、プレゼンテーションにおける基礎能力とは、何でしょうか?

 

プレゼンテーションにおける基礎能力とは?

プレゼンテーションの基礎能力とは、自己表現力です。

これは、等身大の自分自身を表現する能力であり、自分自身を大きく見せることも小さく見せることもなく、誤魔化すこと、隠すことなく表現する能力をさします。

 

プレゼンが下手なのであれば、下手くそな自分も表現する。

緊張しているのであれば、緊張していると表現する。

楽しいのであれば笑みをこぼし、感動したら涙を流す。

そのように今の自分を誠実に表現する。

それが、プレゼンテーションの基礎能力、自己表現力であり、それが磨かれると圧倒的にプレゼン力はレベルアップします。

 

人前で話す不安の原因のほとんどは、等身大の自分を表現できないことにあります。

等身大の自分を見せると嫌われる、価値が下がる、と勘違いをし、少しでも大きく見せようと虚勢を張ったプレゼンテーションをする。

しかし、本心は弱い自分がバレないかビクビクしている。

そんなケースは少なくありません。

自分を隠そうとするから恐怖が生まれるんですね。

 

ですから、自己表現力を磨き、自分を等身大で表現できるようになれば、隠すことが無くなり、恐怖を怯えることもありません。

堂々と自分の言葉で、自分の振る舞いで、人前で話すことができるようになります。

 

これから、自己表現力を磨く6つのレッスンをご紹介しますね。

 

自己表現力を磨く6つのレッスン

レッスン1:プレゼンテーションの思い込みを全て捨てる

プレゼンテーションは、言葉を噛んではいけない
プレゼンテーションは、言葉を間違えてはいけない
プレゼンテーションは、順番を間違えてはいけない

などなど、プレゼンテーションはこうあるべきだ、みたいな思い込みがありませんか?

こうした思い込みは、プレゼンテーションの自由度を奪い、間違ったときの恐怖度を増加させます。

 

はっきり言って、

プレゼンテーションに決まりはありません!

もちろん言葉を噛まなかったり、間違えないで出来れば素晴らしいことですが、別に演劇やってるわけではないですからね。

大切なのはキレイに話すことではなく、聴衆とのコミュニケーションなので、自由に自分自身を表現できるようにプレゼンテーションの思い込みは全て捨てちゃいましょう。

 

レッスン2:背伸びしてカッコつけない

プレゼンテーションがまだ上手ではないのに、小手先のテクニックで上手なように見せかけることほどカッコ悪いことはありません。

少しでもよく見せようと背伸びをしカッコつけても、聴衆からは簡単に見破られます。

プレゼンテーションは、正直さが大切です。

 

緊張してるときは緊張してる、間違ったときは間違った と聴衆に伝えてみましょう。

感じていること、起きたことを素直に伝えると、聴衆に受け入れられ笑いも起き、空間も明るくなりますよ。

弱さやミスを取り繕わないようにしましょう。

 

レッスン3:イメージトレーニングする

セミナー講師が最高のパフォーマンスをするかどうかは、どのようなステート(状態)で登壇するかで決まります。

不安な状態で登壇するのか、それとも、自信を感じた状態で登壇するのかでは、歩き方、立ち居振る舞い、第一声が大きく異なり、参加者への印象も大きく異なります。

登壇前に最高のステートを作れるよう、日々、イメージトレーニングをするといいでしょう。

 

例えば、何の緊張もなく自信と力強さを持ち参加者を楽しませている姿をイメージするのです。

これは本番さながらに実際に立って行い、足幅や呼吸の深さ、顔の表情なども作り、そこで発生する感情を増幅させていきます。

そうして、望む感情をいつでもピークに持っていけるように練習しておくと、実践の場で最高のステートで登壇することが出来ますよ。

 

レッスン4:声に出して練習する

プレゼンテーションの練習を頭の中のシミュレーションで止める方が多いのですが、それはストーリーを追っているだけで大して実力には結びつきません。

歌が上手くなりたいのに、その練習が頭の中でのシミュレーションで終わるわけがありませんよね?

 

僕は今でも、プレゼンテーションの練習をする時は、カンペなしで本番さながらに繰り返し練習します。

実際に声に出して練習すると、流ちょうに話せるのはもちろん、身振り手振りが自然にできたり、言葉が精査されていき力強くなっていきますからね。

声に出して練習しましょう。

 

レッスン5:自分で自分をフィードバックする

プレゼンテーションのスキルアップに関して、最も効果的で最もハードな練習方法は、自分のプレゼンテーションを自分でフィードバックすることでしょう。

具体的には、自分のプレゼンテーションをビデオカメラで撮影し、観て、自分でフィードバックをし改善していくという作業で、これはかなり強烈に効果がありますね。

僕はデビュー前にこれをひたすら繰り返していました。

 

多くの人は、自分のプレゼンテーションを観ることを嫌がります。

というのも、画面に映る自分のプレゼンテーションが理想とのギャップがあまりにも大きく、「こんなの自分じゃない」と拒絶したくなるほど下手くそで、その現実に打ちひしがれるのが怖いんですね。

 

しかし、これはプレゼンテーションスキルを磨く上で必要なプロセスだと僕は感じています。

というのも、自分のプレゼンテーションを観るというのは、現在地を知ることと同義であり、理想ばかり見ても現在地が分からなければ改善しようがないからです。

 

いやぁ、自分の下手くそなプレゼンテーション、見たくないですよね?

僕もそうでしたよ。

最初は、自分のプレゼンから目を背けてました(苦笑)

でも、カーナビは目的地と現在地があるからこそ最短ルートを見つけ出すことが出来るように、早く上手くなりたいのであれば現在地をしっかりと自分で認識することが必要だと思って、なんとかやりましたよ。

でも苦しいのは最初の3回くらいで、あとは客観的に自分を観れるようになるので上達が加速し、話すことが楽しくなってきますね。

これをやっておくと、人前で話す不安がかなり解消されていきますよ。

 

レッスン6:いっそのこと開き直る

これまであげた5つを全てやったとしても、なんだかんだで本番は緊張してしまうものです。

そんなときは、自分は下手くそであると開き直って、好き勝手やっちゃいましょう。

せっかく作ったスライドもレジュメも使わなくてもいいです。

クレームが来ても素直に謝れば大丈夫。

自由に楽しくやりましょう!

 

参加者の反応は講師の心の反映です。

講師が緊張していれば参加者は緊張するし、逆に講師が楽しんでいれば参加者も楽しんでくれます。

まずは自分がセミナーを楽しむことですね。

 

まとめ

 

プレゼンテーションをスキルアップさせる6つのレッスン

レッスン1:プレゼンテーションの思い込みを全て捨てる
レッスン2:背伸びしてカッコつけない
レッスン3:イメージトレーニングする
レッスン4:声に出して練習する
レッスン 5:自分で自分をフィードバックする
レッスン6:いっそのこと開き直る

 

以上の6つが僕がデビュー当時にやってきたこと、そして、今現在、僕がプレゼンテーションのレッスンでお伝えしていることです。

集中してレッスンをすれば、5時間もあれば見違えるようにプレゼンテーションは磨かれていきます。

スキルアップはもとより、自分のプレゼンテーションがカッコイイと感じるようになり、人前で話すことが楽しくなってきますからね。

このような状態になってから作るシナリオは、自分が話していて楽しいモノになります。

まずは自己表現力を磨き、自分がプレゼンを楽しめるようになること。

そこからスタートすると、プレゼンテーションは一気にスキルアップしますよ。

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