富裕層の人って悩み無さそうなんだけどセミナーに参加するの?
富裕層の人って悩み無さそうなんだけどセミナーに参加するの?
今から11年前の僕は、そんな疑問があった。
お金を持っていようがいまいが同じ人間なので、何かしらの悩みを抱えストレスを感じる
というのは考えたらわかるようなものなんだけど、当時の僕は、
富裕層の人ってお金もあって何のストレスも感じずに楽しく、悠々自適に人生を謳歌しているんじゃないか?
と思っていたんだよね。
でも、お金を持っていたら、何の不自由もなく人生がうまくいくなんてのは、本当に勘違いだった。
富裕層でもセミナーに参加するんだよね。
サンディエゴで開催されたアンソニー・ロビンズのリーダーシップアカデミーに参加した時に出会った方は、
フロリダのディズニーリゾートに別荘持ってます
みたいな人たちがゴロゴロいたなぁ。
僕のセミナーにも、年商6億円越えの経営者やメルマガ登録数3万人超えの起業家なども受講してくれたりするからね。
国内外に関わらず、富裕層でもセミナーに参加するというのが僕の実感だね。
実際のところ、富裕層の人も沢山の悩みを抱えている。
お金で言えば、お金を失いたくない人、もっと稼ぎたい人、子どもに資産を残したい人、お金を追いかけることに疲れた人、など、お金だけでもこれだけの悩みがある。
そして、お金があっても、人生がうまくいかずに悩んでいる。
例えば、夫婦関係、親子関係、恋愛関係などの人間関係がうまくいっていない人。
例えば、健康が損なわれていたり、外見のコンプレックスに悩んでいたり。
例えば、経営する会社のコミュニケーション低下や売上不振、後継者不足。
例えば、仕事が忙しすぎて、家族と過ごす時間や、趣味に使う時間がない。
こうしてみると、実は抱える悩みというのは、富裕層とそうでない人にそれほど違いはないんだよね。
富裕層を自分で創り上げたフィルターを通して見るのではなく、1人の人間としてみたときに、こうした悩みを抱えていることがわかるし、こうした悩みを解決したがっている、ということに気づく。
そして、自分に役立てることがある、ということもね。
僕のところには、
「商品単価が上げられない」
「売上をもっと伸ばしたい」
といった相談が来るんだけど、そんな時は富裕層向けの商品、サービスを作ることをすすめる。
だけど、実際に富裕層向け商品、サービスを作成して、ビジネスをする人は殆どいない。
その理由は、
「自分には富裕層の役に立てることは無い」
といった勘違いとセルフイメージの低さがあると僕は感じている。
でもね、富裕層の人たちも1人の人間で、悩んでいることがあって、しかも、その悩みは普通の人と大して変わらないし、その悩みの解消に役立てることがあるんだよね。
以前の僕も、自分には富裕層や経営者たちに対してセミナーはできないと思っていた。
でも、彼らと1人の人間として接するうちに、自分にも役に立てることが分かって、彼らに対してセミナーをするようになったんだよね。
そして、そのセミナーは喜ばれ、紹介もして頂けるようになった。
富裕層はセミナーに参加しないと思っていたし、できないと思っていたけど、そんなことは全くの勘違いだったね。
富裕層の人たちも、悩んでいることがあって、それを解消するためにセミナーに参加する。
だけど、富裕層についてのフィルターがかかっていると、そこに気が付かないことも多い。
富裕層だからだとかそんなことは脇に置いて、1人の人間としてしっかりと見る。
それが大切だね。
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