参加者を幸せにしたいなら参加者より先にセミナースタッフを幸せにすること

「セミナースタッフには最大限の敬意と感謝を払うようにしてください」

これは、僕がセミナーの運営統括を依頼されたとき、主催者や講師に最初に伝えることです。

 

セミナーというのは、主催者や講師だけで作っているわけではなく、セミナーを陰で支えるスタッフがいて、セミナーを体験する参加者がいます。

セミナーという時間と空間を共に創るチームメンバーとして、お互いに敬意と感謝をはらうということは、すごく当然のこと、だと僕は感じています。

しかしながら、かつての僕もそうでしたが、その当然のことになかなか気づいていない主催者や講師も少なくありません。

ですので、僕はまず最初に主催者や講師にその話をするんですね。

 

セミナーだけに限らず、ビジネスにおいても、まず幸せにするべきは、身近にいるスタッフや社員です。

その先に、お客様がいるわけです。

関わる人全員に幸せになってもらうたいと思うのであれば、まずは身近な人から幸せにすることです。

身近にいるセミナースタッフを幸せにするからこそ、その影響がセミナー参加者に範囲を広げ、幸せにしていきます。

セミナー参加者を満足させたいのであれば、まずはセミナースタッフを満足させること。

ビジネスであれば、お客様よりも従業員を満足させることですね。

 

僕が世界トップスピーカーのセミナースタッフをした時、衝撃を受けたことはセミナースタッフへの態度です。

例えば、アンソニー・ロビンズ。

彼は、セミナー中にセミナースタッフを全員ステージに上がらせます。

そして自分はステージを降り、参加者に背中を向け、ステージの下からステージ上にいるスタッフたちを見上げます。

(こんな風にステージ上にスタッフ集合。どこかに僕もいます)

 

そこから始まるのは、スタッフへの感謝の言葉と、参加者と共に歌う感謝の唄。

「このセミナー、そして、今のこの状態というのは、彼らがいなければできなかった。
さぁ、みんな、彼らに感謝の唄を歌おう!」

このようにして、5000人もの参加者と共にスタッフへの感謝を示すんですね。

同様にピーター・セージも唄こそ歌いませんが、スタッフ全員をステージ上に集め、参加者と共に感謝を伝えます。

 

僕はスタッフとしてステージ上で感謝を伝えてもらいましたが、非常に胸が熱くなるのを感じました。

セミナースタッフはお金を頂いて仕事として引き受けてることもあるし、ボランティアだとしても自分のためにやっているので、特に感謝をされなくても何とも思いません。

しかしながら、このように改めて感謝をされると、激しく心を打たれ、またサポートをしたい、もっと質の高いフォローをしたい、なんて気持ちが湧いてきましたね。

しかも、アンソニーは参加者にケツ向けて感謝を示してくれてますからね^^

こうしたスタッフへの態度というのは、リーダーとしての在り方でもあり、僕の大切にしている教訓の1つとなりました。

 

セミナー参加者を大切にすることは大切です。

しかし、そのことに意識が向きすぎて、セミナースタッフを大切にすることを忘れていたり、後回しになっていたりすることも少なくありません。

セミナースタッフは、単なる労働力ではなく、一緒にセミナーを作り上げる最も身近なチームメンバー。

まず最初に幸せにすべき存在です。

彼らを幸せにするからこそ、参加者を幸せにすることができますからね。

スタッフを真っ先に幸せにするセミナーを作っていきたいものです。

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