富裕層向けセミナービジネスをする自信をどうやって育てるか?
富裕層セミナービジネスをやろうと思っても、なかなかその一歩が踏み出せないもの。
「本当に自分に富裕層相手に出来ることがあるのだろうか?」
という自信のなさが、富裕層セミナービジネスへの参入を妨げてしまうケースも少なくないことでしょう。
度胸のある人や根性座った人、なんか勘違いしちゃってる人なんかは、いきなり参入できるのだろうけど、自信がない、セルフイメージが低い、自分はできる人間だと勘違いもできない人は、富裕層を相手にセミナーをやることの心理ハードルは高いのではないかと。
当時の僕は、前者ではなく後者の人間で、根性も度胸もなく、自信もない人間でした。
が、富裕層セミナービジネスにはスンナリと入ることができましたね。
というのも、富裕層相手にセミナーができる!、という自信だけはあったからです。
といっても、その自信が最初からあったわけではありません。
富裕層の人たちに育ててもらった、という感覚が僕にはあります。
富裕層・エグゼクティブ向けにセミナーをやる前、僕は、これからセミナー講師になりたい人たちに向けて、セミナー講師になる方法についてのセミナーを色々と開催していました。
その中で、『参加者の満足度を高めるセミナーの作り方』という講座を開催した時のこと。
僕は、セミナー開催前に受講者がどのような人なのかをSNSやHPで調べるのですが、そのときもいつもと同じように受講者を調べていると、受講者の一人に何年もビジネススクールを主催している先生、しかも会社を何社も経営している、いわゆる『雲の上の人』がいることが判明。
それを知った時、体中に走った緊張感ったらないですね。
不安とも違った、なんだかよく分からない感情が体を満たしていった事を覚えています。
それは、決して楽しいとかそういったものではなく、出来れば避けたい感情で、頭を駆け巡るのは、
「これだけ実績を出している人に僕ができることは本当にあるのだろうか?」
という自分を信頼していないことを証明するような質問。
しかし、参加すると言ってくれた以上、やるしかありません。
やることやって満足されなかったら、謝罪して返金しよう
と、自分ができることに集中し、セミナーのプロットなどを必要なモノを準備し、当日を迎えました。
そして、セミナー当日。会場にその方が現れます。
相手が気さくだということもあるし、ステートを作っていたので、変な緊張感はありません。
しかし、僕に出来ることはあるのか?、という疑念が晴れているわけではありません。
なので、思い切って聞いてみることにしたんです。
「もうすでに素晴らしい実績を出されているようですけれど、僕に出来ることってあるのですか?」
と。
すると、こんな回答がありました。
「私は、これまでセミナーをしてきましたが、参加者を満足させることに意識は向いていませんでした。
是非、それを教えてください」
その言葉を聞いたとき、
「僕にはできることがあるのだ!」
ということがハッキリと分かり、自信の種というものが生まれた感じがしました。
そして、セミナーをし、満足もしてもらい、バックエンド講座もお申込みいただき、少しずつその自信は大きく育っていったんですね。
その経営者の方は、非常に謙虚で、僕のことを先生と呼びます。
実績も知名度も社会的信頼も圧倒的に僕が格下であるのに、僕を先生と呼び、常に学ぶ姿勢で受講されていました。
その態度に僕は非常に救われ、そして僕の自信を育ててもらったように感じています。
僕は、雲の上の存在の人に先生と呼ばれる存在なんだなぁ
という自覚が芽生え、富裕層を相手にセミナーをする権利と自信となった感覚があるんです。
こうしたことがあったので、実際に富裕層・エグゼクティブ向けにセミナービジネスをする時に、自信のなさが参入の障壁にはならなかったですね。
僕の経験で思うのは、富裕層セミナービジネスの自信を育てるのは、
富裕層と接し、自分ができることを知り、自覚する
ということ。
「自分にはできることない」と決めつけていては、自分の可能性を大きくつぶしてしまいます。
自分が富裕層を相手に出来ることがあるかどうかは、富裕層達と実際に話してみると分かりますからね。
実際に彼らと話していくと、色々、勘違いしていたってことに気づきますよ。
まずは、富裕層と接し、自分ができることを知ること。
そして、自覚すること。
富裕層セミナービジネスは、試験なんかないし誰でも参入できます。
でも自分でその参加資格を放棄するのは、とてもモッタイナイからね。
自信がないと感じるなら、育てていきましょう。
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