日本人セミナー講師は島国から抜け出し世界に飛び込め
日本人セミナー講師はもっと世界に飛び出したほうが良い
僕は常々、そんな風に感じてます。
これまで10年以上にわたって国内外のセミナーを見てきたけど、日本国外でも通用する日本人セミナー講師は沢山いるんですよね。
しかし、日本人の外国人コンプレックスというか、日本国外への抵抗感というか、日本人の血に脈々と受け継がれる島国DNAによって、セミナー講師としての可能性を日本国内に留めてしまっているなぁ、と。
僕はずっと不思議に思うことがあって、それは何かって言うと、
日本人は外国人セミナーを受講するために海外に行くけれど、外国人は日本人のセミナーを受講しに日本に来ない
っていうこと。
学会とか何かの研究者、職人から何かを学ぶために日本に来るということはあるよ。
でもさ、例えば、自己啓発セミナーを受講しに、どうして外国人は日本に来ないのか?
僕は、アンソニー・ロビンズのセミナーに海外に渡った。
彼のセミナーをサポートをするときも飛行機に乗って、日本を離れた。
アンソニー・ロビンズはアメリカのスピーカーだけど、彼のセミナーには、多くの参加者が世界中から国境を越えてやってくる。
セミナーのクルーも同様で、世界中からクルーが集まる。
それと同じようなことが、どうして日本で起きないのだろうね?
日本でも数千人規模のセミナーやサミットが開催されているが、外国人はほとんど見かけない。
日本人スピーカーのコンテンツが、外国人スピーカーよりも劣っているから?
いや、そんなことは無い。
世界のスピーカーと同レベルのコンテンツを持つ日本人スピーカーはいる。
なのに、外国人が日本にセミナーを受講しに来ないのは、そういう日本人スピーカーがいるということを外国人は知らないからじゃないかな。
つまり、日本人スピーカーの活動範囲の意識が、日本という島を超えていないからではないかな?
でも、どうして意識が島国を超えないのか?
その理由の一つは、言語による鎖国だろうね。
日本語しか話せないことが、活動を日本に押しとどめている、そんな印象を受けますね。
でもね、実際のところ、外国語が話せなくたって外国でセミナーはできるのよ。
だってさ、日本でセミナーをしている外国人って、日本語が話せないじゃない。
話せなくても、セミナーは通訳をいれて何とかやってる。
だから、通訳いれたら日本語しか話せなくても外国人相手にセミナーはできる。
それは分かっていても、島国に収まってしまうのよ。
海外でも通用するコンテンツを持っていて、世界にはもっと活躍できる場があるのに、モッタイナイなぁって僕は感じる。
僕はね、日本人セミナー講師は、もっと海外に出た方が良いと思う。
最初は、観光でもいいから、外国に慣れること。
そして、外国人のセミナーに通訳なしで参加してみるってのもオススメ。
通訳なしで外国人とワークをやっていくと、外国語への心理的ハードルがどんどん下がっていくからね。
日本を飛び出したら、「海外でも自分ができることがある」ってに気が付くし、それを現実化する方法も見えてくる。
世界に意識を向けたら、可能性は無限に広がっているんだ、ってことに気づく。
世界には70億人以上の人間がいるのに、自分で可能性を狭めて、日本という小さい島国でライバルを出し抜くとか、お客様を取り合うとか、そりゃぁ疲れるよなぁ。
僕はセミナー講師になる以前から、海外でセミナーをしたいと思っていたのだけど、その自覚が足りずに可能性を狭めていたような感がある。
でも先日、東南アジアで活動する友人の話を聞くと、セミナー講師として海外で活躍できる場があるということがハッキリと分かったんだよね。
だから、これからは、ワールドスピーカーとしての活動をしていくことにしたよ。
自分がこれまで培ってきたものが、世界70億人に役立たせることができる。
これはとても面白いことだけど、日本人スピーカーが世界を意識し、活動を始めたら、もっと面白いことになるのではないかなぁ。
日本人スピーカーは、島国に収まっているほど小さな存在じゃない!
僕は、そんな日本人スピーカーの可能性を感じてる。
コメント