あなたはたった一人の理想のお客様とどのような未来を作っていきたいの?
たった一人の理想のお客様とどの様な未来を作っていきたいのか?
を考えていくと、ビジネスはうまくいく実感があります。
うまくいくというより、考えた通りの未来が現実されていく感覚でしょうか。
あまりにも速いスピードで描いた未来が目の前に現れるため、理解がついていかずしばし混乱するほどです。
「あなたのたった一人の理想のお客様は誰ですか?」
起業セミナーやコンサルでは、このような質問をされたことがあるでしょう。
ペルソナは誰か?
という言われ方もしますが、この問いの答えを出すということは非常に大切です。
経営の神様 ピーター・ドラッカーの著書マネジメント。
この中に次のような記述があります。
事業は顧客によって定義される。
「顧客は誰か?」に対する答えによって、企業が自らをどう定義するかがほぼ決まってくる。
「顧客は誰か?」の問いの答えを持つことはビジネスのスタートであり、これが決まらないとビジネスが立ち上がらないほど、本当に本当に本当に重要な問いなんですね。
たった一人の理想のお客様を明確にすることは、本当に大切です。しかし、それでは不十分であると僕は感じています。
たった一人の理想のお客様が明確になった上でさらに考えていきたいのは、
理想のお客様とどのような関係性を構築し、一緒にどのような未来を作っていきたいのか?
セミナービジネスというのは、どこかでお客様を卒業する時が来ます。
卒業する時にどのような関係でいたいのか?
卒業後はどのような関係性を構築していきたいのか?
その関係性を構築していくと、10年後はどのような未来になっていくのか?30年後は?50年後、100年後は?
このように理想のお客様との関係性と未来を考えるわけですね。
これは言ってみれば、これから理想のお客様と一緒に作る理想の未来のストーリー。
この未来ストーリーをつくるとビジネスは非常にうまくことが運ぶと実感が僕にはあります。
僕は、ずっと「顧客は誰か?」の問いに答えずに、セミナービジネスをやっていました。
ですから、セミナーに人が集まらないなんてのは日常茶飯事でしたね(苦笑)
でもある時、このままではダメだと感じ、「顧客は誰か?」の問いに答えを出し、自分のビジネスを定義する作業を始めたんです。
考えて考えて、たった一人の理想のお客様像を見つけることができました。
その時、ふと疑問が湧いたんですね。
「このお客様とどのような関係性を気づけたら僕は幸せなんだろうか?」
「このお客様とどんな未来を歩んでいったら僕は幸せなのだろう?」
そこで僕はもう一歩踏み込んでそれらの答えを探していき、やがてそれは未来ストーリーとなっていきました。
このストーリーができてから、本当に目まぐるしく状況が変わっていきましたね。
まず3カ月で客層がガラッと変わりました。外部講師として呼ばれるようになり、各業界の著名人を紹介してもらったり、一緒にビジネスを立ち上げる話も増えていきました。そして、実際に一緒にビジネスを立ち上げました。
実はこの展開っていうのは、僕が描いた未来のストーリーのままなんですよね。
未来ストーリーを描いてから半年もしないうちに、次々にストーリーにそった出来事が起きたんですよ。
僕が作為的に何かしようとしたわけでもなく、自然とストーリーに沿うように現実が動いたという感じですね。
理想のお客様を見つけることは、自分が幸せになるための行為です。
理想の客様との理想の関係性を考えることも、一緒に作る未来を考えることも、全て自分が幸せになるための行為です。
結局はビジネスを通じて、自分の幸せについて徹底的に考えていたのでしょうね。
思考は現実化すると言われますが、徹底的に自分の幸せになるビジネスついて考えていたから、それが現実化するように目に見えない力が働いたのでしょう。
理想のお客様だけではなく、その関係性と作る未来を見ていくと、本当に面白いことが起きます。
ビジネスでお金を稼ぐということもそうですが、それよりも自分自身の幸せのためにも、
たった一人の理想のお客様とどの様な未来を作っていきたいのか?
の問いに答えを出してみるというのは、とてもおススメですよ。
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