話題沸騰中!「カメラを止めるな!」で再確認したセミナービジネス経営の教訓
現在、話題沸騰中の『カメラを止めるな!』を観てきました。
夏休みでもあるし、映画の日で鑑賞料1000円ということもあってか、チケットを買うのに結構な行列。
初回は10時半からの上映だったのですが、10時の時点で初回のチケットは完売。
チケットを買うだけで行列なんて、人気のほどがうかがえますね。
テレビの報道番組でもニュースになるほど、話題沸騰中なのですが、驚くべきはその製作費。
製作費は、なんと300万円。
300万円って、新車のプリウス1台分くらいですよ。
どれだけ予算少ないんだって話です(笑)
しかも、キャストは無名すぎて誰一人わからない。
何せ、予算300万円ですからね。
当然、そうなります。
そんな低予算、無名の俳優で製作されたインディーズ映画は、東京都内の劇場2館からスタート。
にもかかわらず、人気が爆発し、現在は全国40の劇場で公開が予定されているとのこと。
いやぁ、凄い!!
映画自体も非常に面白かったですよ。
上映後、観客から拍手が沸き起こってましたね。
映画で拍手が起こるのは、なかなか見られないですが、この「カメラを止めるな!」というのは、それだけの面白さがあり、人に進めたくなる魅力のある映画だということです。
予算は、300万円です。
300万円でも、そこまでできるんですね。
過去にパラノーマル・アクティビティというアメリカ映画がありました。
この映画は製作費15,000ドル(約200万円)で製作され、人気を呼び、全世界で公開され、シリーズ化されました。
これらの成功例を見ると、予算をかけなくても、それだけ人を魅了する映画を作れる、ってことに気が付かされますね。
人を魅了する映画に、必ずしも有名俳優やCGや大掛かりなセットは絶対条件ではないなぁと。
これは、セミナービジネスの世界でも心したい教訓です。
これまでの経験上、セミナービジネスでうまくいかない人ほど、
新しいスキルが手に入れば。。。
自分に合ったセミナーに参加できれば。。。
広告費をもっとかけられれば。。。
時間がもっとあれば。。。
公認○○を取得できたら。。。
もっと、もっと、もっと。。。
こんなことを考えていますね。
「○○があれば、自分は成功する」
そのように思っているんですね。
しかし、そのような人は、手に入れば成功すると思っていた○○を手に入れても、成功することはありません。
なぜなら、自分の頭で知恵を絞ることをしないからです。
自分で考え、知恵を振り絞れば、今現在持っているリソースをフルに活用でき、道は開けていきます。
にも拘わらず、自分で考えることもせず、手を動かすこともせずに、何かが手に入れば成功すると考えるのは、
新しい参考書を買ったら成績が上がる
高価な楽器を手に入れたら演奏が上達する
新しいゴルフクラブを買ったらスコアが伸びる
と同じレベル。
そんなの幻想です。
かつての僕は、そんな幻想に取りつかれていた状態でしたね。
バンドやってた時は、高価な機材を購入して演奏がうまくなった気になっていました。
そして、セミナービジネスをするようになってからは、「海外のセミナーに行けば顧客が増える」、そのように思っていましたね。
当然ながら、そんなの幻想。
演奏が上手くなるわけもないし、海外セミナーの卒業証書を貰ったからと言って、セミナーに人が集まることもありません。
完全にツールに依存し、幻想に取りつかれていた時期がありました。
『何かがあれば、自分はうまくいく』
これはまるっきりの幻想。
無いものを求めるのではなく、今あるものをしっかりと見て、知恵を振り絞る。
その大切さを「カメラを止めるな!」で再確認することができましたよ。
頭は飾りじゃないですからね。
シッカリ使っていきましょう。
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