セミナービジネスで起業したい!集客とセールス、どちらが大事?
これからセミナービジネスで起業して売上をあげたいと思ったとき、
集客とセールス、どちらが大事なのでしょうか?
これについては、コンサルタントによって意見が違うんですよね。
集客ができれば売上があがる!
と教えているコンサルタントもいるし、
セールスができないと売上は上がらん!
と教えているコンサルタントもいます。
集客とセールス、もちろんどちらも大事なので両スキルを磨いていくことは重要なんですけど、『起業したて』というフェーズに関して言えば、どちらだと思いますか?
これまで10年間に渡り400以上のセミナービジネスをサポートし、自分でも実践もしてきた僕の経験から言うと、
俄然、セールス!!!
『起業したて』のフェーズであれば、まずは集客よりもセールスを磨くことをオススメします。
なぜなら、集客がどんなにできてもセールスができるとは限らないから。
そもそも、集客の役割は、見込み客を営業マンの目の前に連れてくること。
そして、セールスの役割は、営業マンの目の前にいる見込み客を顧客にすることです。
どんなに営業マンの前に見込み客を連れてきたとしても、商品を購入してもらい顧客にすることができなければ売上は立たず、ビジネスは成り立ちません。
来店数だけ増加しても、販売数が伸びなければ意味がないわけです。
僕が今から9年ほど前にスタッフとして参加したセミナーでは、200名集客したにも拘らず、その後のセールスが上手くいかず、『申込者ゼロ』という信じられない結果を目の当たりにしました。
70万円という高額な商品を販売したというのもありますが、それでも無料相談にも2名しか申し込みがないというのは、それまでにかけた労力とコストを考えると、悲劇としか言いようがありませんね。
他にも、とあるコピーライティングの先生の話。
コピーライティングの先生ですからセミナー集客のプロです。
さすがというべきか、フロントセミナーには100名を超える参加者が会場を埋めました。
そして、バックエンドセールス。その結果、申し込みは2名。
集客のプロでさえ、セールスが上手くいかなくて悩んでいるのを見ると、セールスの重要性を本当に実感します。
僕が集客よりもセールスをお薦めするのは、こうした出来事を目の当たりにしているからというのもありますが、理由はもう1つあります。それは。。。
集客ができるようになってもセールスができるようになるとは限らないが、セールスができるようになると集客ができるようになる
ということです。
セールスができるようになると、セミナー告知で何を書けばいいかが分かるようになりますし、どのような表現をすれば相手に刺さるのかも分かってくるんですよね。
セミナーの告知ページはセールスページと言われますが、文章によってセールスができるようになってくるのが面白いところです。
セールス力を磨くことは、集客力を磨くことにもつながります。
先にも書きましたが、集客とセールス、どちらも大切です。
しかし、起業したてで売上を上げたいのであれば、セールスを磨くことを強くオススメします。
集客は、時間もお金も労力もかかるし、売上に繋がるかどうかは別の話ですからね。
起業時は実績を早く作ることも大事ですから、セールス力を磨いて顧客を作り、実績も作っていきましょう。
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